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NEC NEC通信システム
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ホーム > プレスリリース > 2003年10月20日
プレスリリース
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ソフトウェア開発プロセスの能力成熟度「CMMI®」に基づいた
コンサルティング事業を開始
~ソフトウェア開発の検査工数を50%削減可能~

平成15年10月20日

報道関係各位

日本電気通信システム株式会社

 NEC通信システム(本社:東京都港区、代表取締役社長:鷹司尚武)はこのたび、ソフトウェア開発プロセスの能力成熟度を評価・判定する国際標準的な指標「CMM®」の最新モデル「CMMI® (Capability Maturity Model Integration)」(注)に基づき、お客様企業のソフトウェア開発のプロセス改革や、プロセス改革に基づく製品品質改善などを実現するコンサルティング事業を開始することにいたしました。NEC通信システムでは、今後3年間で製造業を中心に約50社への提供を見込んでおります。

 このたび提供するコンサルティングサービスでは、ソフトウェア開発のプロセス定義から開発作業、プロジェクト管理など、実際の開発フローに即した「連続型CMMI」と呼ばれるメニューを整備しており、CMMIが定義するレベル段階の達成を目指すのではなく、実質的な業務の改善・改革の実現を可能とするものであります。

 NEC通信システムでは、本サービスの適用により、ソフトウェア開発工程の約4割を占める検査工程の工数を約50%削減できると試算しているほか、製品品質の向上、開発期間の短縮などを実現できると考えております。また、お客様企業の取引先ソフトベンダーなどに対するコンサルティングメニューも用意しており、調達ソフトや購入ソフトなどの品質向上も実現可能であります。

 NEC通信システムでは、このたびのコンサルティングサービスを提供する要員として、CMMIの認定リードアプレイザー(評定者)の資格取得者を含む10人体制を確立しており、お客様企業のニーズなどに応じて今後も体制を拡充する計画であります。また、コンサルティング要員について、NECのプロフェッショナル認定制度「NCP(NEC Certified Professional)」(注2)に基づいた処遇を行うことで、要員のスキルの継続的な向上を図るとともに、お客様企業に対するサービス品質の向上を推進してまいります。

 CMMI®およびCMM®は、米国カーネギーメロン大学・ソフトウェアエンジニアリング研究所(SEI)が開発したものであり、ソフトウェア開発における進捗状況や品質などを定量的に管理するとともに、品質・コスト・納期(QCD)の低下を招く可能性を見つけて改善するなど、プロジェクト推進上のリスク低減や製品品質の改善を推進するものであります。米国連邦政府がソフトウェアの調達基準にCMMI®を導入しているほか、日本でも経済産業省がCMMI® の日本語訳を公開する予定であることなど、国際標準的な指標として普及しはじめております。

 近年、携帯電話やゲーム機をはじめ、家電製品を含めてさまざま商品・機器にソフトウェアが組み込まれており、新たな商品・サービスの開発におけるソフトウェアの重要性が高まっております。このため、ソフトウェア開発の期間短縮や開発費用の削減、ソフトウェアの品質向上は、企業業績の向上に不可欠であります。

 NEC通信システムは、NECグループの中で、交換・伝送・モバイル通信装置・アクセス系装置・携帯電話など、各種通信機器に組み込むソフトウェア開発について豊富な実績を有しております。また、20年以上にわたるプロセス改善・品質改善についての豊富な経験に加え、平成12年に国内企業として初めて SEIによる公式アセスメントにて「CMMレベル3」を達成し、その後も多数の部門で「CMMレベル4」を達成するなど、先進的な取り組みを展開してまいりました。こうした実績を活用し、お客様企業のソフトウェア開発の効率化と品質向上を実現するため、「連続型CMMI」に基づくコンサルティングサービスの提供を開始することにいたしました。

 NEC通信システムは、このたびのサービス提供を通じて、ハイテク産業をはじめ、日本の産業力全体のさらなる強化に大きく貢献していきたいと考えております。

 このたびのコンサルティングサービスのメニューについては、別紙をご参照ください。

以上

(注1)CMMI®(Capability Maturity Model Integration)
米国カーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所(SEI)が開発したプロセス成熟度モデル。従来、CMMにはシステムエンジニアリング用、ソフトウェア開発用、ハード統合開発用など各種のものが存在したが、これらを統合して開発された。 組織のプロセスの標準化と合理化を促進し、製品とサービスの開発、調達、及び保守活動の管理能力を改善するガイドラインを提供する。
® CMMは、カーネギーメロン大学の登録商標。
® CMMIは、カーネギーメロン大学の登録商標。

(注2)NCPの概要; http://www.nec.co.jp/press/ja/0103/0803.html

本件に関するお客様からの問い合わせ先

NEC通信システム 営業本部

お問合せはこちら

本件に関する報道関係からの問い合わせ先

NEC通信システム 企画部 広報担当

お問合せはこちら


<別紙>

サービスメニュー

(注)CMM and CMMI are registered in the U.S.Patent and Trademark Office

by Carnegie Mellon University

1.CMM・CMMI導入コース

  1. 経営者向け概論
  2. 管理者向け概論
  3. 推進者向け概論
  4. 技術プロセスグループSEPG概論
  5. 品質保証グループQAG概論
  6. プロジェクトマネジャー向け概論
  7. 技術者向け概論

2.プロセス改善推進者養成コース

  1. SEPG養成コース
  2. QAG養成コース
  3. 内部アセッサー養成コース

3.診断処方箋による改善コース

  1. 診断コース;症状と課題提起
    • 一日コース
    • 一週間コース;CMM・CMMIミニアセスメント
    • 二週間コース;CMM・CMMI公式アセスメント
      (今年度下期から提供開始予定)
  2. 処方箋コース;課題に対するプロセス・技術の要点 教育コースの紹介
    • 妥当性(要求仕様の品質)向上コース
    • 設計品質コース
    • 適合性向上コース
    • 開発期間短縮コース
    • 開発費用削減コース
    • 技術力向上コース
    • 管理力向上コース
    • パートナー品質向上コース
  3. 治療コース ;CMM・CMMI標準治療メニュー、あるいは、個別対症治療メニューを用意
    【個別対症治療コース】 症状別治療
    【CMM・CMMI標準治療メニュー】ターゲットプロファイルの設定とPAベースの改善治療
    (1)基本ターゲットプロファイルコース;基本的なPAプロファイル目標
    (2)中級ターゲットプロファイルコース;中級レベルPAプロファイル目標
    (3)上級ターゲットプロファイルコース;能力レベル4~5目標
    (4)エンジニアリングコース;エンジニアリング群のPA主体のプロセス改善
    (5)プロセス管理コース(基本/上級);プロセス管理群のPA
    (6)プロジェクト管理コース(基本/上級);プロジェクト管理群のPA
    (7)支援プロセスコース(基本/上級);支援プロセス群のPA
    【監査コース】
    ・QAGレベル監査
    ・アセッサーレベル監査

4.その他付帯事業メニュー

  1. プロセス改善推進者派遣サービス(人材派遣)
  2. プロセス改善基礎技術支援サービス(プロセス/モデリング、など)
  3. プロセス改善ドキュメント販売 (研修テキスト、規程/テンプレート類、など)
  4. プロセス改善ツール販売 (プロジェクト/工程管理、開発支援ツール、など)

[略語説明]
SEPG:(Software) Engineering Process Group
QAG :Quality Assurance Group
PA:Process Area

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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