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平成17年2月18日
報道関係各位
日本電気通信システム株式会社
NEC通信システム(本社:東京都港区、代表取締役社長:鷹司尚武)はこのたび、C言語プログラム品質検証ツール「Review-C」について、自動車業界で実績のある国際的なC言語の利用ガイドライン「MISRA-C」(注)に基づいたプログラム検査をLinux環境において実現可能とする「Review-C MISRA for Linux」を製品化し、本日から販売活動を開始いたしました。
「Review-C」は、C言語プログラムを構成するファイルからバグや記述ルール違反などの問題を検出し、危険度別にランク分けして表示することで、重点的な検証を行なう必要がある危険なファイルや問題への迅速かつ効率的な対応を可能とするソフトウェア製品であります。
新製品は、これまでWindowsにのみ対応していた「MISRA-C」に基づくプログラム検査機能を、Linux上でも稼動可能としたものであります。
新製品の主な特長は以下の通りであります。
1.Linux環境において「MISRA-C」に基づいたC言語プログラム検査を実現
Linux系の組込みソフトで数多く採用されているC言語の仕様「C90仕様ANSI-C」に基づいたプログラムについて、「MISRA-C」の「8進数の定数は使用してはならない」や「浮動小数点型の変数同士を比較しないこと」などのルールを自動的にチェックすることができる。これにより、高い信頼性が求められる自動車業界のノウハウに基づいたより精度の高いプログラムの検証を可能としており、組込みシステム開発の期間短縮やコスト削減、品質向上を実現することができる。
2.日本のソフト開発環境にあわせた検査を実現
一度警告すれば良いプログラムの記述ルール違反に関する大量の警告出力を抑止することや、日本のソフト開発環境にあわせた「MISRA-C」の解釈を採用することなどにより、実運用に耐える警告出力を強化している。
「Review-C MISRA for Linux」の希望小売価格(税込)は83万7900円からであり、本年2月21日から出荷開始いたします。NEC通信システムでは、「Review-C」シリーズについて、今後1年間で150本の売上を見込んでおります。
またNEC通信システムでは、Windows版の「MISRA-C」対応C言語プログラム品質検証ツール「Review-C MISRA for Windows」について、同じネットワーク内であればどのパソコンからでも購入ライセンス分の「Review-C」の同時利用を可能とするフローティングライセンス版の発売を開始いたします。また、組込みソフトウェアの規模拡大に対応するために、検証速度を従来比2倍に高速化いたしました。本製品により、開発プロジェクト全体の品質向上やコスト削減を実現することが可能となります。
NEC通信システムは、NECグループの中で、ブロードバンドルーター・大型交換機・携帯電話・各種ボード・システムLSIなど、各種通信機器に組込むシステム開発について豊富な実績を有しております。また、20年以上にわたるソフトウェアおよびハードウェア開発におけるプロセス改善・品質改善の豊富な経験に加え、平成12年に国内企業として初めてSEI(米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所)による公式アセスメントにて「CMMレベル3」を達成し、その後も多数の部門で「CMMレベル4」を達成するなど、先進的な取り組みを展開してまいりました。
こうした実績を活用し、通信業界のみならず組込みシステムを求めている業界全般の製品開発の効率化と品質向上を実現するため、平成15年12月に「組込システムソリューション事業部」を設置し、平成16年7月からデジタル家電・自動車・携帯電話などの組込みシステム開発を総合的に支援する「組込みシステムソリューション」の提供を開始しております。このたびの「Review-C」新製品の発売はこうした取り組みの一環であり、「組込みシステムソリューション」を強化するものであります。
NEC通信システムの会社概要については別紙をご参照ください。
以上
(注1)MISRA-C
自動車用ソフトウェアの信頼性向上を目指す英国の非営利団体「MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)」が作成した、自動車用ソフトウェア向けのC言語の利用ガイドラインであり、127種のルールから構成されている。近年、自動車業界での実績が評価され、携帯電話・デジタル家電・産業機器など、搭載するソフトウェア規模が急増している自動車以外の組込みソフトウェア開発の分野でも採用が進んでいる。
NEC通信システム 営業本部
NEC通信システム 企画部 広報担当
<別紙>
NEC通信システムの会社概要
| 代表者 | 代表取締役社長 鷹司 尚武 |
|---|---|
| 本社 | 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル |
| 設立 | 1980年1月 ※)2003年1月1日 NECテレコムシステム、NEC宮城、NEC通信システム関西、NEC通信システム九州、NEC通信システム東北、NECロボットエンジニアリング(一部)と合併、新生「NEC通信システム」設立 |
| 資本金 | 10億円 |
| 売上高 | 632億円(2003年度) |
| 従業員数 | 3,265名(2004年3月末現在) |
| 主な事業内容 | ソリューション事業 : 通信キャリア及び一般企業向け、モバイルおよびブロードバンドネットワークの各種ソフトウェア、ソリューションの開発・提供 ブロードバンド事業 : 通信キャリア向け、各種通信システム機器の開発・提供 モバイル事業 : 通信キャリア向け、各種モバイル通信システム及びモバイルターミナル(携帯電話)の開発・提供 組込みシステム事業 : 次世代車載システム、デジタル家電、ユビキタスネットワーク機器などの組込みシステム開発の各種課題を解決する「組込みシステムソリューション」の提供 |
| ホームページ | http://www.ncos.co.jp |
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