サイト内の現在位置

NEC 3次元物体検知ソフトウェア

属人性を軽減する安全に向けた取り組み

労災事故減少への取り組みの多様化

労災死亡事故は2021年度は867人となり、2010年度の1195人と比べると近年は継続して減少傾向となっています。
(厚労省 労働災害発生状況より)
減少理由は一人ひとりの注意や会社としての危険防止措置などの対策、安全衛生教育が挙げられますが、中には最先端技術を使った安全対策も含まれています。
経産省によると支給の制服の内部にデータロガーをいれた健康管理や安全衛生教育としてVRで事故現場を体感するなど多種多様です。​​

安全対策の必要性とその課題

これほどまでに安全対策に力をいれるのは従業員の安全確保、人命尊重としてだけでなく、企業側への損害賠償、解雇の制限、労災保険料の上昇や行政の入札で指名停止処分を受けることもあるうえ、業種によっては行政処分を受けることがあるでしょう。
また報道などによる社会からのイメージダウンも考えられます。しかし、依然安全対策の内容は属人的な内容が多くなっています。
しかし、こうした安全対策が属人的であると(対応者)に依存してしまうため、いかに属人性を排除できるかという課題があります。

お客様はどのような対策をとられていますか

上記のような課題に対してお客様の環境では十分な対策を取られているでしょうか。
属人性を軽減する作業員の安全確保の一つの手段として弊社の「NEC 3次元物体検知ソフトウェア」のご紹介をいたします。
1台のセンサで3次元空間上の複数エリアの情報を取得することができ、対象エリア内の物体を立体的に認識し、監視を行い、パトランプなどと連動し、アラームを発報することで管理者・監視対象へ警報を発信することが可能です。
また、本ソフトウェアでは3Dセンサを利用しており、点群データの撮影のためプライバシー保護という観点にも配慮しております。
ここからは具体的に本ソフトウェアの概要や特徴についてご説明いたします。

1台の3Dセンサだけで、複数の空間監視を実現

雨・雪、光の差し込まない環境でも運用が可能

RGBカメラと違い、3Dセンサは暗部でも撮影可能なため、夜間や照明が少ない環境でも正常に作動できます。また屋外運用する場合、雨や雪などの気象条件に対する耐性も優れています。

検知時刻、検知対象の大きさ、座標位置などの情報を出力可能

物体を検知した時刻、サイズ(高さ・幅)の他に、検知した位置を正確に記録することができます。検知頻度は設定で変更でき、時系列で検知結果を出力することが可能です。

複数のエリアの同時監視、監視時間帯の個別設定が可能

複数の監視エリアを設定し、同時に24時間の常時監視以外にも、エリア毎に監視したい時間帯を指定することができるため、効率的な監視をすることができます。

1台の3Dセンサで複数・広範囲・立体的な空間監視を実現します。

1台のセンサで3次元空間上の複数エリアの情報を取得することができ、対象エリア内の物体を立体的に認識し、監視を行います。パトランプなどの発報装置と連動し、管理者・監視対象へ警報を発信することが可能です。

ユースケース

工事現場

建設現場・インフラ工事の作業現場では、重機の動作、車の通行などによって、危険なエリアが存在します。
上記のような危険エリアへの作業員の侵入監視や任意の監視エリア内のモノの監視を行い、目視が困難な場所・時間のモノやヒトの状態を検知し、より安全な現場管理・警備に貢献します。

オフィス管理

施設内にいる人数の把握を行い、部屋の収容数や規定以上の人数が滞留していることにいち早く気づき、快適で安全な空間づくりに貢献します。

他にも

様々な対象への検知が可能なため、荷物置き場・駐車場の空き状況監視などができます。

本ソフトウェアの仕様について

本ソフトウェアの仕様について一部ご紹介いたします。
 対応OS        :Windows
 対応3Dセンサ    :Livox社AIVA、Mid-70
 同時接続3Dセンサ数 :最大3台
 

お問い合わせ・ダウンロード