Interview先輩社員インタビュー
これまで取り組んだ中で印象に残っている仕事と、その理由を教えてください
入社して5~6年目くらいと記憶していますが、当時、携帯電話のコアネットワークで加入者データを管理するシステムの開発を担当しており、その中で実際にお客様と実際の携帯端末を使いながら試験を実施し、納品したことが印象に残っています。
社内での試験は、自分が作成したコードが動いていることは確認ができるのですが、お客様との試験では、実際の携帯端末を使い通話確認なども実施し、その際自分が開発したシステムのログも合わせて確認することで、自分の作ったものが本当に携帯電話のインフラシステムとして動いていることを肌で実感し、責任感・やりがいをとても感じました。貴重な経験をさせてもらったと思います。
新人時代と比べて自分が成長したと思う点を教えてください。
また、どんなときに自分の成長を実感しますか?
新人時代はネットワークの知識もほとんどなく、先輩の助けを借りながら一から勉強させてもらっていた状態なのですが、実業務や資格取得を通じて必要知識を身に着けることができました。今でも新技術を取り入れた開発で、日々知識の習得が必要なのですが、ネットワークソフトウェア開発の根本については変わらない部分もあるため、人に頼らなくても自分で手を動かして調べ、過去の知識と関連付けて課題解決できる場面が多くなったかと思います。
今ではチームリーダとしてメンバーから色々相談される機会も増えたのですが、解決案を提案し、実際に課題解決ができた際に、自分の成長を実感することがあります。
いま取り組んでいる仕事と、そのやりがいを教えてください
今は5Gコアネットワークのソフトウェア開発を担当しています(主に仕様検討~上流設計)。今はまさに4G→5Gへの移行期であり、開発案件も多くあり苦労する部分もありますが、自分は初期検討からこのプロジェクトに関わっているため、思い入れがあります。
やりがいとしては、現代の生活必需品ともいえる携帯電話・スマートフォンのネットワーク開発なので、普段エンドユーザに目立つことはありませんが、誰もが使うネットワークなので、自分が作ったシステムが社会インフラとして世の中に広く役立っているという点に、とてもやりがいを感じています。また新しい技術要素も様々取り入れているため、技術者としてはとても刺激になっています。
今後どんな仕事にチャレンジしたいですか?
もうしばらくは5Gコアネットワークの開発が続くかと思いますが、将来は6Gへと続いていくかと思いますので、そちらにも将来的には携わっていきたいと考えています。
また、今は開発業務が中心ですが、お客様と直接コミュニケーションをとりながら、システムの要件定義を行っていくような仕事も、機会があればチャレンジしてみたいです。お客様やエンドユーザにとって何が一番喜ばれることなのか、追求していきたいです。
どのような形であっても、自分が開発に携わったシステムを通じて、一人でも多くの人に喜んでもらい、より便利な社会を創り出していけたらと考えています。