プレッシャーの掛かる案件。
やり遂げた時に大きな達成感

山口 徹 / Yamaguchi Toru

ネットワークソリューション事業部
システム開発

2011年度 入社

これまで取り組んだ中で印象に残っている仕事と、その理由を教えてください

全国規模のネットワーク更改案件で、新旧ネットワークを統合するという業務が印象に残っています。
ちょうど、頼りにしていた先輩がプロジェクトから離れた頃で、イチから設計するのも案件のリーダーとしても初めてのことでした。
休日返上してまで検証して本番に臨んだのですが、いざ統合してみると通信が想定外の経路を通ってしまい、現場は騒然。生きた心地がしませんでした。幸い、システムへの通信影響は無かったのですが…。
その後も上手くいかないことが何度かあり、その度にお客様のプレッシャーがある真横で解析して対処策を検討し報告、ということを繰り返してなんとか統合を完遂させることができました。
自身の設計が不足していたの点は反省なのですが、発生した問題を収束させるために最後まで責任をもってやり遂げたことは大きな経験になりました。

新人時代と比べて自分が成長したと思う点を教えてください。
また、どんなときに自分の成長を実感しますか?

新人時代はとにかく抱え込むタイプで、分からないことを相談することが苦手でした。
抱えきれなくなって爆発するころには手遅れで、結果的に周囲の人に迷惑をかけてしまいました。

今でも忙しいことには変わりないのですが、いい意味で力を抜いて人に甘えることを覚えました。
上司や後輩を含めて周囲のメンバーに「助けて欲しい」と堂々と言えるようになったおかげで、プロジェクトをうまく回せるようになったと思います。

技術的な面では、当時は分かったつもりでなんとなく出来ていた内容でも、数年後になって突然、点と点が繋り「あれはこういうことだったのか!」と全てが氷解するような感覚になったことがあります。この感覚を味わった時は成長を実感しました。

いま取り組んでいる仕事と、そのやりがいを教えてください

私の所属するチームでは主に社会インフラ系の領域で交通系の案件を担当しています。

PM/SE/SIとして提案・設計・検証・構築・保守までを一気通貫でサービス提供しており、その中、私は航空系と高速道路系の二足のわらじで対応しています。

どちらも人命に関わる重要な設備であるため、システムの切替えの際は非常にピリピリした雰囲気が漂いますが、やり遂げた時には大きな達成感を味わえます。

現場作業の為に出張する機会が多いのも個人的には嬉しいポイントです。

今後どんな仕事にチャレンジしたいですか?

ネットワークだけでは、お仕事として成り立ちづらくなっています。
これまでも、セキュリティや運用監視の技術や商材を勉強し、ネットワークだけではない付加価値を出せるように努力してきました。
最近ではセンサーやAIなどの商材が増えてきており、これらの技術領域も取り入れてより高度なシステムを提案・構築できるようチャレンジしていきたいです。

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